三重 関・羽黒山 津・磨洞温泉 地底の楽園 親睦新年会


2017年1月29日 三重 関・羽黒山 津・磨洞温泉 地底の楽園 親睦新年会

40名近い大所帯で予定通り山科を出発。今回の例会は奇岩が点在する特徴の有る山と、洞窟内での親睦新年会を開催した。
新名神土山から鈴鹿の山を越える頃には山肌は雪景色。亀山ICを降りて羽黒山を眺めると、大きな奇岩がにょきにょきと出て点在している様は不思議な光景だ。此の奇岩には天守石、布袋石、花瓶石、夫婦石、潜石、亀石等と名付けられている。S43年に鈴鹿国定公園に指定された時、記念切手の図柄になった事でも有名だ。
鷲山の集落で下車。此処で羽黒山へ行く者と、麓に有る史跡・正法寺山荘跡へ行く者との2組に分けた。途中から別れて右方向へ暫く行くと、広々とした正法寺山荘跡へ着いた。
此処は桜の名所で数多くの古木が有る。平家の流れをくむ関氏の山荘で、神戸城、国府城、峰城、加太城を中心に北勢を領有した関氏は、京都大徳寺の末寺であった此の寺に手を加え、自らの山荘にしたと言われている。
散策後、再び羽黒山途中の展望岩迄行き、再び2組がバスで合流後、関ICより伊勢道を走り津ICで降りた。

*羽黒山に付いてはMs.Yama.Ki さんに報告感想文をお願いしました。
三重県 関・羽黒山(290.3m)
今年は、暖かな日があったかと思うとドカッと雪が!体も慣れるのに一苦労です。昨日は暖かくて過ごしやすかったのに・・天気は少しご機嫌を損ねたのでしょうか。予報は曇りから雨模様です。山登りには支障がないようにと思ってバスに乗りました。補助席も使うほどの大人気の恒例バスハイクの出発です。車窓からは雪も被っている山景色も見られた。
亀山ICから程なく行くと、近くに東海道関宿がある。奥の集落で下車後、しばらく行くと鳥居が建つ登山口に着いた。ここは羽黒山大権現神社の参道で、源義経の時代をさかのぼり、遠く出羽の羽黒山神社から祠を賜って建てられたいわれのある由緒ある神社です。鳥居の前の古びた社務所跡?の中には出羽の国からの蓑笠もあって先人たちがこの二つの道を往復していたのではないかと思いを巡らしていました。中には猿ぼぼではないが、色とりどりの厄除け人形が吊るしてあったりして、地域の人々の信仰の厚さを感じます。その前に祠の祀ってある所を覗きに行きましたが、中々の急な苔むした石段で足を滑らさないように上り、今度は手掛かりに木の根っこを掴んでよじ登ると鉄柵で囲まれてはいますが岩を削った中に少し斜めに大事そうに祠が祀られています。これを祀るのもまた大変苦労と感心しまた。三徳山もしかり信仰は修行の一貫。修行は難を克服するほど強くなるものかとも思ったりもします。簡単に逃げる私にはまだほど遠いです。祠からの戻りはもっと足元に注意して一人ずつおりました。
山道は樹林帯で日差しが感じにくいですが、丁度汗が滲んできた所で、大展望の大岩が見えました。岩の上に上がると余り広くはありませんが、眼下には関の町と関富士の形良い山が見えます。登山道に戻ると、大きな一枚岩が続々と現れてきます。緩やかに上り詰めると登山口から約30分程で羽黒山山頂に到着しました。しっかりした四等三角点があってさほど広くは無いですが展望はよかったです。三重県と滋賀県の県境の山々が峰を重ねるようにシルエットが浮かびあがっています。遠くには、冠雪した山も見えている気持ちのいい山頂です。途中に関宿に下山する分岐を曲がらずに往路を戻りました。年末の例会に参加された方も祠を見たり、大岩の展望を楽しんだりして別の羽黒山の山容を味わえて嬉しそうでした。巨岩の様子が今回は味わえなかったのが私としては少し残念ですが・・・帰りに車窓から本当に数多くの大きな岩が山肌から飛び出している様子がわかってあの岩の上から見たのかなあ。また違ったルートで登ってみたいですね。古の源義経の家来たちもこの岩の上をピョンピョンと飛び越しては見つかることなく平家討伐出向いたかどうだか・・・思いを巡らせて報告書とします
                作成:Ms.Yama.Ki

[津・磨洞温泉・地底の楽園で親睦新宴会開催]
津ICから10分程で、丘陵に囲まれたのどかに広がる田園風景の中に有る磨洞温泉に着いた。仲居さん達に迎えられて、先ずは熱帯植物に囲まれたガーデンの湯「森乃泉」でゆったりと入湯。其の後一旦外へ出て百米先に有る丘陵の下「地底の楽園」へと案内されて洞窟内へと降りて行った。
 此処は百数十年の昔から磨き砂を掘り続けて、蜘蛛の巣の様な坑内は何と総延長40Kmにも及ぶ。気温は年間を通して18~20度と快適で丸で異次元の世界に入った感じだ。此の不思議な空間・地底の楽園で旬の味覚の「山海賊バ-べキュ」で親睦新年会の始まりだ。
 洞窟内は左右に大小の部屋が有り300名収容出来るとか。各自のテーブルにボリュ-ムたっぷりの肉、野菜、貝、エビ、イカ等の魚介類がど―んと並べられた。宴会は時間が経つに連れて盛り上がり約2時間半程で終了した。「又の機会にもう一度来てみたい!」
と皆様の声。15時に閉会して17時前に山科に着き解散した。此の頃小雨が降ってきた。
                                 作成:Mr. Ka.Ka

ヤマレコの記録はこちらをご覧ください。


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