2017年1月21日 菊水ルンゼ・菊水山例会 男3名 女10名 計13名
前夜の吹雪のような天候が一転、朝から突き抜ける様な青空となりました。降り立った鈴蘭台の町は、うっすら屋根に雪をかぶりひんやりしています。
まずは、鈴蘭台の町外れの登山口まで歩きウォームアップ。続いて展望の君影ロックガーデンまで緩やかな尾根のアップダウン。木々の小枝に乗った雪の雫を帽子に受けながら 快適な里山歩きです。そして林を抜け ひょこり飛び出し所が一枚岩の君影ロックガーデンです。ここからは､これから向かう妙号岩や菊水山が手に取るように眺められます。
小休止の後、よく整備された林を通り そして登り詰めた所が妙号岩の南峰。見下ろせば要塞のような石井ダム、また谷をはさんで正面に菊水ルンゼが迫ってきます。心配していた雪や氷の影響はないようなのでこのまま予定通り続行です。その前に、六甲で一番厳しい登山道といわれる妙号岩の下降道をたどらなければなりません。ロッククライミングの下降路として造られただけあって半端ではありません。でも メンバーは特に遅れる人もなく意気込みを見せてくれました。
さて菊水ルンゼですが、だいぶ岩の感触にも慣れてきたようで皆さん思い思いのルートを見つけ楽しんで登っていきます。ルンゼを登り切ると難しかった人も、もう少し遊びたかった人も達成感と安堵の声。ルンゼ上の展望岩でお昼をとり、最後ひと登りするとハイカーで賑わう菊水山山頂に到着。一息入れ、神戸の町並みと白く光る海原を見ながら下山です。六甲縦走では苦しい登りである菊水山の登坂をひたすら下り、ゴールの鵯越駅に到着しました。
報告：Mr.Mori.Miki
