北穂池~北穂東稜


(例会No.9686)2023年9月23日(土)~24日(日)横尾本谷左俣~北穂池~北穂高岳東稜

北穂岳東稜には涸沢小屋の横から取り付くのが最もポピュラーなルートのようだが、今回は横尾本谷左俣から東稜尾根に取り付き北穂高岳を目指すという、リーダーが長らく温めていた企画に参加させていただいた。
今年の北アルプスは異例の水不足、最低でも4リットルの水を担ぎ上げなければならなかった。
渡渉に藪漕ぎ、ちょっとした沢登りを楽しみながら予定より2時間ほど早く北穂池の見える絶好の場所に幕営、しかも貸切。のんびり極上の時間を過ごした。翌朝、ヘッデンの灯りを頼りに目星を付けていたルートから高度を上げる。そして、またもや藪漕ぎ。1時間程もがいた末、北穂高岳東稜尾根に取りついた。足元を慎重に、高度感とスリルを味わう。最後は敢えて懸垂下降でロープ(8mm30m)を使った。振り返ると、ゴジラの名にふさわしい岩の形状に納得した。その後は北穂高岳から所々色付き始めた涸沢を通り上高地へと下山、余裕でバスに乗ることが出来た。今回はルートファインディングしながらの沢登り要素あり、クライミング要素あり、藪漕ぎありのまさにバリエーションルート、また貴重な経験をさせていただいた。今後の山行に繋げたい。CL、SLに感謝。(Y.S)

 

gpxトラックデータ(zipを解凍してください)

 

国土地理院の電子地形図(タイル)にGPSトラックデータを追記して掲載

担当:Y.S


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