西穂高岳


2022年3月11日(土)西穂高岳

ちょうど一年前、視界不良と強風という悪天候のために途中撤退を余儀なくされた因縁の西穂高岳に再び挑んできた。今回は雲一つない快晴!風も穏やかで気温は高め、足元には踏み固められたトレースと、これ以上ないくらいの好条件に恵まれた。西穂独標手前の岩場では、登りと下りを譲り合うために渋滞ができるほど登山者が多かった。しかし独標から先となると、その数はぐっと減る。岩雪ミックスや急登、急な下り、ナイフリッジ、トラバースを慎重に進み、ピラミッドピーク、チャンピオンピークを越えて西穂高岳山頂へ。眼前に迫る穂高岳連峰の壮大な景色にうっとり。弾けるような笑顔で「山は最高だ―!」と皆で写真を撮ってから下山を始める。例年より雪は少なく露岩箇所が多いうえに午後は雪が緩んでくるので、なかなか気の抜けない時間が続いた。積雪期の北アルプス入門コースとはいえ、天候や雪の状態次第では厳しい山行を強いられるだろう。今回は幸運だった。
(S.I.)

gpxトラックデータ(zipを解凍してください)


国土地理院の電子地形図(タイル)にGPSトラックデータを追記して掲載


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

コメント

お名前

ウェブサイトURL