月ヶ瀬梅渓


2017年3月18日(土) 月ヶ瀬梅渓

 関西本線加茂駅からと柘植駅からの組が合流して10:15に出発。木津川にかかる橋を渡り、しばらくバス通りを歩いてから左折して少し行くと、道が交差している。此処にあるはずの三角点を皆で探索して、程無く道端の140.9m四等三角点に立つた。
 月ヶ瀬高原には芸術的ともいえるほど見事に手入れされた茶畑が広がっている。農道が縦横に張り巡らされ、中には地図に出ていないのもあるので進路が大変わかりにくい。何度か迷いながら古木が祀られた権現神社、目新しいコンクリートが敷かれた県境農道を越え、少し登ったところで一休み。茶畑の向こうに童仙房高原や名張川対岸の山々を臨むことができる。奈良時代集落跡の尾山代(オヤミデ)遺跡の中央を横切り八王神社の前からようやく尾山バス停のテントに着く。真福寺には13:20到着した。此処は南北朝の動乱時、村人が後醍醐天皇の侍女を助けたお礼に梅の苗木を賜り、その若木が、今日の月ヶ瀬梅林の始まりという真言宗の寺院である。
 境内の梅林前で集合写真の後、一旦解散して自由行動とする。ゆっくりする人は代官坂手前の「いこい茶屋」を目指す。梅のトンネルをくぐった先に、梅林に囲まれた掘立小屋のような休憩所があり、各自注文したり、持参したお弁当を広げたりして昼食。帰路、天神梅林の鮮やかな紅梅白梅や芭蕉らの句碑、名張川が逆S字に曲がっ曲がって三日月湖の上に白梅が重なって見える「一目八景」など鑑賞し、茶店で一服後最終バスにて帰途についた。 
(Mr. ooni ken)


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