山陰線沿いの山24 紅葉山~龍王ヶ岳


2017年3月12日(日) 山陰線沿いの山24 紅葉山~龍王ヶ岳

JR八木に着いた。朝から快晴、温かくなりそうな感じがする。大堰川大橋から東に三郎ヶ岳が、北には筏森山、その奥に諸木山が見える。
八木東小学校の校庭に四等三角点がある。点名富本。標高119.4m。
広い新田を北に向かって歩く。氷室の郷へ行く道に入ると、汚れた白い三角点の標柱があった。四等三角点。点名日置。標高115.0m。引き返して西に向かって歩くと、ちょうどカモの群れが降りてきて池に浮かんでいる。西所の角から北に向かう。石畳の綺麗な道を北に歩くと幡日佐(はたひさ)・氷室神社である。昔は氷を貯蔵し夏に朝廷に献上したようだ。
いきなり急坂だったが、諏訪大明神の石碑からは幅広の歩き易い道になった。280mのピークで北東方向に変わった。平坦な林の中が紅葉(もみじ)山の頂上、標高380mである。日本に紅葉山は6つあり、南丹町のこの山は最も高いそうだ。最も低い山は石狩市にある標高18m。ここで90度方向が変わって急坂を南東方向へおりる。尾根道に入り、倒木を跨ぎながら山道を北に歩く。炭焼き跡の丘を越えて、降りていくと紅葉峠に着いた。 暖かい日差しのなかで昼食になった。アスファルト道を東に行くとすぐに登山口があった。林道を喘ぎ登ると、倒壊した小屋がある。
後のほうでp432と書かれたテープを見つけてくれて、これで尾根道が確認できた。見下ろす神吉の村落は豊かにみえる。スギの間から見えるコバルトブルーの池を過ぎて、東側が開けて丸い頭の竜王ヶ岳が正面に見える。一旦鞍部におりてから喘ぎ登ると、「龍王ヶ岳」の頂上である。三等三角点。点名鎌谷。標高498.46m。時間的にも余裕がでて、ここで記念写真を撮る。藪気味の道を進むと急に展望が開けて鉄塔に出た。この先は巡視路のようでよく整備されている。2回直角に曲がるとP466 である。お墓が並んでいる渋坂峠に着いた。尾根の上で石碑を見つけたと言っている。(北)北桑田郡神吉村、(南)南桑田郡旭村と書いてあるそうで、ここは渋坂峠に間違いない。
北へ下りる林道を歩いた。防鹿柵の厳重に閂が架かった扉を開ければ、一面に広がる田園である。和田道のバス停に着くと、飛行機雲が走る快晴の空にどっしり構える地蔵山を見ながら10分も待てば、バスが来た。 


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