百合山(紀の川市)


(例会No9811)2024年3月28日(木) 百合山(最初が峰)

事前の天気予報は曇りのち雨、午後からの天気が気になりましたが、変更なく実施、読みが当たり、下山まで天気がもち、ラッキーな一日となりました。
大阪からJRの紀州路快速と和歌山線を乗り継いで、2時間少々であら川の桃で知られる紀の川市打田駅に着く。
登山口までは、ちらほら咲きの桃を眺めながら、30分程の国道歩き。途中に西行法師(俗名 佐藤義清)像があり、佐藤氏はこのあたり(旧打田町)の領主を勤めた名家で、西行法師の出身地であることが紹介されていた。
登山口に近づき、紀の川にかかる竹房橋を渡る。かなり長い橋で、川幅が広く大河滔々、流石に1級河川だ。
登山口には弘法大師像と四国八十八ヶ所1番札所の霊山寺のミニお堂があり、ここから安政四年に創建されたと言う、百合山新四国八十八ヶ所巡りがはじまる。
脇には、餓死人塚の碑があり、天明、天保の大飢饉の餓死者の怨念を封じ込める為にこちらも安政五年に建てられたと書いてあり歴史を感じた。
ミニ遍路道は比較的に平坦で歩き良く、トキワマンサク、ブラシノキ、リュウキンカ、モクレン、ツツジなどが咲いていて番号をたどってお堂を拝みつつ歩き、最後は少し長い階段をこなし、展望の素晴らしい山頂で昼食。
百合山は最初ヵ峰とも言い、山頂の碑には最初ヵ峰と書かれ、南北朝の古戦場であったことが記されていた。
下山後は桃山特産センターで桃アイスを食べたり、みかんを買い、下井阪駅まで歩いた。
満開ではなかったが、桜も桃も楽しめた。このコースは花と展望と歴史も感じられる素晴らしいコースでした。 (Y.I)

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国土地理院の電子地形図(タイル)にGPSトラックデータを追記して掲載


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