荒島岳 ヒメマチ稜


2023年2月18日(土)~19日(日) 荒島岳 ヒメマチ稜

いつか行ってみたいと思っていたヒメマチ稜。
強いメンバーのおかげで叶うことが出来た。

朝5時、前日からの新雪と吹雪の中でスタート。シャクナゲ平までは一般的な冬道。
佐開方向に沢を一気に300m下降。
あと少しで取付きというところで雪が切れて滝が出てきた。撤退か?というところで先行パーティーが巻道を見つけてくれたおかげで取付きに到着。

スラブとシャクナゲの悪場からスタート。
次はかなり立った雪壁。これが終わると岩場に到着。Yさんリードでルートを開いてもらう。
そのあとは雪壁、細尾根やナイフリッジ、キノコ雪、時々落とし穴という具合で気の抜ける場所がほぼない状態が続きヒメマチに到着。
ようやくイージーな雪稜かと思いきや、強風の中、巨大な雪庇が張り出した細尾根を通過。この辺りからホワイトアウトに近い状態で風雪が強くなる。山頂稜線までは少し緩んだ雪と強風。何とかピークに到着すると50代から60代のおっさん達が喜びのハグ。

あとはノーマルルートからの下山。

厳冬期での標高差1600m。緊張感が続く11時間行動とハードな1日になった。

今回、全員が体力や技術はもちろんの事、色んな場面での判断や、雪の処理が出来るメンバーだったのでリーダーとしてはとても心強かった。
このメンバーだからこそ行けたんだと思う。
ありがとうございました!

gpxトラックデータ(zipを解凍してください)


国土地理院の電子地図(タイル)にGPSトラックデータを追記して掲載


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

コメント

お名前

ウェブサイトURL