杓子岳 双子尾根


2022年4月23日(土)~24日(日)白馬三山 杓子岳双子尾根例会
久しぶりに雪稜バリエーションの例会を企画した。
4月23日 猿倉までの林道が開通していないので、二股より猿倉荘まで6キロ(約1時間半)の林道歩き。予定より30分短縮。猿倉荘で雪山装備を整えて双子尾根、小日向のコルを目指してスタート。雪は程よい締まり具合でアイゼン不要。猿倉台地から約300mを登り小日向のコルに昼過ぎには到着した。その後、樺平で幕営しようと考えるが予報通りの強風のため、小日向のコルで行動打ち切り。雪の掘り出しとブロック積、十字ペグのアンカー固定で強風でもびくともしないテント場を作り、翌日にそなえ就寝。24日3時半起床、4時40分発で杓子岳を目指す。細尾根はところどころ雪が割れており、小さなシュルンドになんども足を取られる。目の前にある藪を通過し雪稜に乗り上げるもまた藪。先を見通しても通過に時間がかかりそうだ。同ルートを下降する計画なので、気温、雪質、シュルンドの開き具合などを考え撤退することを決めた。林道に自生するふきのとうを収穫しながら下山。同行のHさんは、今回の山行の為に歩荷トレを何度も実施したとの事。そのおかげで残雪期テント泊装備+登攀具を担いだにも関わらず計画よりも早い行動ができた。結果的に撤退だったが、積雪及び残雪期における軽量化、スピードアップの対策など得るものが多い山行になった。
次回は3月中頃あたりにあの美しい尾根にトライしてみようと思う。

gpxトラックデータ(zipを解凍してください)


国土地理院の電子地図(タイル)にGPSトラックデータを追記して掲載


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