2022年3月25日（金） 霞沢岳西尾根
常念山脈最南端に位置する二百名山、霞沢岳へ積雪期限定の西尾根ルートから登ってきた。25日のアタック日は3時半起床。朝食後、坂巻温泉旅館に車を停めて5時過ぎに出発し、釜トンネル、上高地トンネルを抜けて取付き地点へ。登り一辺倒の西尾根は急登に次ぐ急登。森林限界を超えると大展望が広がり、快晴のもと気分も高揚するが、雪庇の張り出したリッジのトラバースに緊張感が続く。2520m付近の核心部の岩稜帯をクリアしてようやく緩やかな雪稜になり、偽ピークを巻いて山頂に到着。眼前に迫る穂高連峰をはじめ壮大な大パノラマを満喫した。下りはピストンだが、岩稜帯や高温で緩み始めた雪壁を安全に下るため、4度の懸垂下降を経て16時過ぎに取付き地点に戻った。西尾根は雪壁からトラバース、岩雪ミックス、雪稜と変化に富んだ好ルートで、メンバーそれぞれが雪山の経験値を上げることができたと思う。（S.I.）
gpxトラックデータ（zipを解凍してください）
国土地理院の電子地図（タイトル）にGPSトラックデータを追記して掲載
まよ
登頂、おめでとうございます。
素晴らしい景色ですね。
行きたかったなぁ。