醍醐 本宮の峰


2017年3月29日(水) 醍醐 本宮の峰

 昨年10月に雨天で流れたリベンジ例会です。穏やかな一日を、Kさんに報告をお願いしました。
 醍醐寺では毎月29日の法要に合わせて「醍醐市」が開かれる。この日参道は出店準備の真最中。その間を通り抜けて、高塚山への登山口、長尾天満宮に一旦集合した後、9:40に出発。10分程歩いて、送電線の下で衣服調節。高塚山までずっと登りが続くからだ。
 尾根道を北東にひたすら登り、東に方向が変わると三等三角点のある高塚山の頂上。そのまま進むと牛尾観音へ続く道と出会った。横峰峠へは、ここから南へなだらかな舗装された道を進む。お地蔵さんの祠がある広場で休憩。女人堂へ下る府道はバリケードが作られ、車が入れないようにしてある。
 醍醐山へはさらに南へ山道を行くのだが、以前火事で上醍醐のお堂が焼けた時には、入山禁止の時期もあったとか。緩やかな上りの途中、傍らの木の幹に454mと書いたのが貼ってある。どうもここが醍醐山の頂上らしい。しばらく行くと、立ち入り禁止の立て札の向こうに空き地があった。でも、柵も何もなかったので、この空き地で昼食となった。大きなコンクリートの土台やガラス片がたくさん落ちていた。坊さんの作業場かもしれない。ここまで来ると少し肌寒くなってきた。歩き始めて少し登ると寺院があちらこちらに見える。
 醍醐寺は「山の上にあるのを上醍醐、麓にあるのを下醍醐というが、両方あわせて醍醐寺」というのを改めて実感した。開山堂の東を裏に廻ると木の鳥居があり、(奥の院一の鳥居)傍らに「右奥の院本宮へ」とほられた石柱の道標もあった。鳥居を二つくぐり本宮の峰に向かう。仏像が彫られた苔むした道標がいくつかあり、歴史の深さを感じる。アップダウンを繰り返して南に進むと、本宮の峰山頂に着いた。三等三角点を確認して、来た道を少し戻り、西へのびる尾根を水晶谷へ下る。支谷に入り、何度か流れを渡り返して、古い木橋を渡るとユウレイ峠。この後、ほとんど傾斜のない道をだらだら下りながら、下醍醐の境内に戻った。(15:35)完
 醍醐の山もいろんな道が入り組んでいるようです。もう少し、探索をしてみましょう。 ではまた          Ms. Ue No 


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