遭難対策部主催 レスキュー例会(登攀編)


2023年12月16日(土)【遭難対策部主催 レスキュー例会(登攀編)】

恒例の秋の遭難対策部例会として、クライミング時におけるトラブルのセルフレスキューを開催しました。今回は会場として、比良げんき村の人工壁を初めて使い、そこに17人の屈強なクライマーが集結して講習開始。午前中は二人パーティが50mのダブルロープを使用して登攀し、2ピッチ目を30m登ったところでリードクライマーが落石事故に合い、登下降できなくなったという想定で、その際にビレイヤーがどう対処するかをIさんから披露頂く。具体的な手順内容は次のとおり。
①ビレイヤーが脱出できるよう仮固定して、自己脱出。②ビレイヤーが登って救助に向かう。③振り分け懸垂で要救助者を救助。④搬送・救助隊への引渡し(時間の都合で割愛)

昼食を挟み、午後からは逆にセカンドクライマーが行動不能になった場合のリードクライマーの対処方法をSさんより披露頂きました。 最後に、懸垂下降途中でロープが足りなかったり、違う場所に降りた場合の登り返しのシステムをHが担当しました。今回も盛り沢山のメニューでしたが、特にリードクライマーの救出手順は複雑で、1回では理解しづらい内容ですので、これからも折を見て講習していきたいと思います。(N.H)


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