古寺山(六甲アルプス)


2017年2月25日 古寺山(六甲アルプス)

 古寺山には、かつて多聞寺というお寺があり 大いに栄えたそうだが今は人家のある麓に移築されている。そして古寺山山頂付近にはそのお寺のお堂跡が残っている。そのためか古寺山の登山道は良く整備されており、地元の人に愛されている山域であることがうかがえる。
 636mの山頂には展望がない。その代わり「清盛の涼み岩」と呼ばれる高さ2m程の大岩が鎮座している。岩遊びにうってつけのこの岩でボルダリングのまね事にしばし興じた。
 「右足はここ、左手はここ」とあちこちから声がかかり楽しいお遊びタイムを過ごした。
さて古寺山を一旦下降し、六甲アルプスの取り付きへ移動する。まずは、尾根道の激登りである。ストックをザックにしまい細枝を頼りにぐいぐい高度をかせいでいく。落ち葉で滑りやすい壁のような斜面を登り切るといよいよ六甲アルプスの始まりである。岩を乗越し、大岩を巻いて、ザレ場を進んで行く。さしずめ 展望満載のヤセ尾根歩きと言ったところか。振り返れば、ゆったりした古寺山が静かにそびえている。
 六甲アルプスを後にシュラインロードを記念碑台へと向かい遅めの昼食を摂った。良く晴れて神戸の町並みがとても綺麗だ。ひんやりした風のなかに春を感じさせる陽光が暖かい。記念碑台でゆっくりした後 アイスロードを六甲ケーブル下駅へとゆったり下りた。全員無事到着し3時前に解散となった。
                                      作成:Mr.Mo.Mi

ヤマレコの記録はこちらをご覧ください。


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