甲斐駒ヶ岳黒戸尾根


2019年7月20日(土)~21日(日) 甲斐駒ヶ岳黒戸尾根

前線の動きでコロコロ変わる天気予報に悩まされた末に、出発前日の夕方、ようやく例会の実施を決めた。初日は雨に濡れることを覚悟していたが、黒戸尾根は大部分が樹林帯で、小雨はさほど気にならず、針葉樹林の新芽や苔がいっそう緑を深めていた。刀利天狗を過ぎると、修験道ならではの梯子や鎖場が連続する。コースタイムよりやや早めで七丈小屋に到着。翌朝5時に小屋を出発して約2時間半で山頂へ。時折陽射しが見られるほど天気は回復した。地蔵岳のオベリスクの後方に佇む富士山をはじめ、北岳、仙丈ヶ岳、鋸岳、御嶽、乗鞍、北アルプス、八ヶ岳など360度の絶景にしばし見とれた。標高差2,200mの日本三大急登の一つに数えられるだけあって、登り甲斐のあるコースであることは間違いない。それにしても、この尾根を日帰りする軽装のトレイルランナーの多いことには驚いた。(S.I.)

 


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