君尾山


2019年9月16日(月・祝)  君尾山

「京都府の山」で紹介した君尾山の山行では、改修された国宝・二王門の麗姿を拝し、大トチに時空を超えた生命の息吹をいただき、山頂の三角点を囲んで昼食を摂りました。
 二王門直下の駐車場に◎時に到着しました。準備を整えて登りだすと、すぐに国宝が見えた。剥がれかかった朱色は鮮やかになっていて、割れ目が目立った基壇の石組みも整っていました。
 次は大トチ。光明寺を過ぎて林道わきの尾根筋から谷へ下ると化け物のような姿のトチが現れた。数百年前の落雷を受けて中央部の幹部分が刳り貫かれたトチは、樹齢1000年から2000年ともいわれていて、なおもトチの実を実らせている。タッチして生命力の強さに触れた。
 大トチの次は山頂へ。林道の左手に登り口があり登っていくと、すぐに2等三角点の標識のある山頂に着いた。展望が効かない山頂で昼食を摂り、辞する前にパチリ。
 帰路の途中の二王館に寄り汗を流し解散しました。10月から入浴料は100円上がり600円になるという。
 入会直後の愛場さんに感想文をいただきました。
 9月16日・敬老の日に計8名で君尾山へ。K車はJR二条駅7:30集合、T車はJR向日町駅7:20および阪急洛西口駅7:25集合。途中休憩を挟みながら2台の車で綾部市睦寄町君尾にある光明寺二王門(こうみょうじにおうもん)直下の駐車場まで向かいました。9:15登山開始。駐車場脇の階段を登ると朱塗りの国宝・二王門が見えてきました。聖徳太子創建の栩葺(とちぶき)屋根が珍しい建築物で、昭和29年に国宝に指定されたとのこと。藤懸永勝(ふじかけながかつ 織田氏の末流で織田信長に仕えていた)が改鋳した旧梵鐘などを見学しつつ、次の目的地である大トチへと向かいました。推定樹齢2000年とも言われる大トチは「天上の木10選」にも選ばれており、人をすっぽりと包み込むことができる大きさでした。途中あらわれるキノコたちをキノコ博士が解説、あっという間に三角点のある君尾山頂上に到着しました。頂上は樹林に囲まれており、展望は良くなかったです。下界の暑さを忘れるような涼しさの中で贅沢な休憩を取りました。昼食後はカツラの木と小トチを観察しながら来た道を戻ります。13:30駐車場到着。約4時間の行程でした。下山後は、あやべ温泉 二王館で汗を流しました。内湯から新緑が見渡せて極楽の1日でした。

コースの6割以上が林道で、参道のためか登山道もよく整備されており、トレイルランニングの入門にも良さそうな道でした。温泉がとても気持ちよかったです。


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