洛北巡礼⑨梶山(大尾山)


2019年3月20日(水)洛北巡礼⑨梶山(大尾山)

京都バス大原BS~音無の滝~大尾山~小野山~仰木峠~横川~峰辻~京都バス登山口BS

さすが平日の朝とあって大原三千院の門前も静かなもので、そのまま山へと入っていくと程なく音無の滝があります。
ここから先、沢沿いの道は結構荒れていて、倒木が多数。
SLのN氏やO氏の尽力もあって何とか通れるようになっていますが、大きな木を跨いだりくぐったりとなかなか手間取ります。
因みに今の時期は大丈夫ですが、もうすぐヒル多発地帯となるそうです。

「大原10山」の梶山(大尾山)で記念撮影のあと、仰木峠手前の見晴らしの良い場所で休憩。
仰木峠からは横川まで東海自然歩道を歩き(横川中堂は拝観せず)峰辻から登山口バス停まで下山しました。
途中で白い小さな花が可憐なバイカオウレンの群生を見つけ、暖かい(暑い?)日差しとともに春の訪れを感じた山行でした。

gpxトラックデータ(zipを解凍してください)


国土地理院の電子地形図(タイル)にGPSトラックデータを追記して記載


洛北巡礼⑨梶山(大尾山) への1件のコメント

  1. 柴田 昭彦

    昭和45年(1970年)発行の2万5000分1地形図「大原」に「大尾山」と誤って記載されてから、50年が経過しました。読み方が不明のまま、いろいろ適当に呼ばれてきました。「実在せず、誤記によって記載された山名」だから、どうしようもありません。京都府側では、確固たる山名は存在せず、滋賀県側で南庄町において「梶山(かじやま)」と呼ばれていることが公刊されたのは「近江百山」(ナカニシヤ出版、平成11年)のことで、1999年ですから、29年後のことでした。筆者は地元の南庄生産森林組合の組合長の岡米蔵氏に2000年に問い合わせて、地元の小字名「梶山」であることを確認しています。「梶山」が正しいことは「京都の地名検証2」(勉誠出版、2007年)の181~3頁で考証しています。筆者の考証結果が国土地理院に認められた結果、国土地理院の電子地図は「梶山」に訂正され、平成28年11月調製、平成29年2月1日発行の2万5000分1地形図「大原」には681.1mピークに「梶山」と正しく記載され、公式の山名は「梶山」になりました。「三省堂 日本山名事典 改訂版」(2011年)の246頁には「かじやま 梶山」(681m)と正しい山名で記載されています。現地の道標が間違った過去の地形図の山名の「大尾山」のままであるため、今後も当分の間、山と高原地図「京都北山」(昭文社)の表記の方法である「梶山(大尾山)」とせざるを得ないが、今後は、「大尾山」のみの山名表記は避けるべきではないでしょうか。

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