劔・早月尾根例会


2016年11月19日 劔・早月尾根例会

天気の関係で18日発の予定を19日にスライドして馬場島の建物の下でテントを張り安着祝い、20日5時過ぎから早月小屋に向け歩き始め、約6時間かけて早月小屋に到着、ここ頃から小雨が降ってくるが、私のミスでテントフライを馬場島に置き忘れ、ツエルトでしのぐが、大部御不自由おかけした。
21日アタック日湯を沸かし、食事で遅くなり5時を過ぎてからのスタートになった。積雪は概ね30㎝~50㎝風は弱い、暫く樹林帯が続くが2600m辺りから岩稜帯に変わる、夏道は比較的トラバースが多いので、出来るだけピークピークでこなすが下降が悪いので懸垂も使う、少しアイゼンをひかっけると奈落の底だ、今日は暖かいがそれでも雪は硬い前爪2本とピッケルだけでクラストした雪面を登る、ふくらはぎが痛い。何度かアップダウンの後カニのハサミの核心部これもピークから登るが痩せ尾根で緊張する、やがて傾斜は緩み別山尾根との合流点から頂上に10時40分劔に立つ。御嶽や槍、去年同じ時期に登った鹿島槍もよく見える。祠は半分以上雪の中、今年の春に源次郎から登ったときは全部埋まっていた。
休憩後下山にこれが本当の核心かな、レベルと安全を考え懸垂を多用する7~8か所下山路でロープを張った。結果時間がかかり、小屋に16時30分に着き小屋で21日も泊まり、22日明るくなってから馬場島に向け下山、途中馬場島の交番から下山予定日遅れの問い合わせ電話があり恐縮する。昼過ぎ馬場島に下山、遅いペースのせいか疲れは殆ど無い快調だった。交番に挨拶をしてから温泉に入り、富山で寿司を食べ京都に帰った。


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